中級の壁を越えろ!

英語の学習ログです。

6,7回目

 ダメな日々。秋はオーバーワークと、季節の変わり目で毎年、調子が悪いです。それでも英語のレッスンは休まず出ているので、及第点だと自分に言い聞かせます。きっとこれも何かにつながるはず。
 7回目の今日はトレーナーから突然、レッスン中に雑談を振られてびっくり。多分私が、覇気もなく心ここにあらずだったからでしょうね。しばらく仕事の話をしているとシャッキリしてきました*1
 英語に自信なくしているからかな。仕事で後輩とちょっとした英文を作成したいたのですが、私の草稿を彼女に相談したらあっという間に数段よみやすく内容も濃いものに書き換えてしまったのです。後輩はヨーロッパ出身で英語は私より遥かに堪能です。それは知ってたし、自分と他人を比べても仕方ないけど……でも、柄にもなく落ち込んでしまいました。
 コツコツやるしかない、とわかっていても先の見えなさに圧倒されます。単語を覚えて、シャドーイングをして……その先に何があるんだろう? 自分の英語が伸びるって、本当なんだろうか、と素朴な不安に襲われます。
 考えても仕方ないし、こういうときは与えられた課題にしっかり取り組むしかない。焦らないこと。必ず自分は、できるようになると信じて「やめない」ということ。耐えるときです。(この時期、いつも私はうつに落ちかけるので、季節性の気分の変調もあるんでしょうね)

*1:こんな介入までしないといけないなんて、トレーナーの仕事も大変だなあ。ジムのトレーナーは私が弱ってくると「血行がよくなれば大丈夫です」と押し切ってくるけど、英語のトレーナーはそうもいかないもんな。

5回目

 今日は、朝は休もうかと迷ったほど体調が悪く、悩みました。昨日の夜は予習するはずでしたが「このままやると、倒れるな」と思ったので早く就寝。眠りが浅いため、早朝におきましたが体が動かず「もう無理では?」と思いましたが、「いけばなんとかなる」と自分に言い聞かせてレッスンへ。
 結果から言えば、一冊目の単語帳も無事に終わったし、トレーナーの顔見たらシャキっとしてレッスンできたのでよかったです。いつもより集中して音も聞けたかも? たぶんメンタル的なものでしょう。
 単語帳の二冊目をもらいました。こちらも大体見たことのある単語ですが、しっかり定着させるために頑張ります。

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 一日100個の宿題はつらいんですが、一人でだったら絶対できないことが、ECにしてやり遂げられたので「すごいな」と素直に思っています。私の大きな課題は単語の定着が甘くて、反応が遅れるところでもあるので、手を抜かずに頑張りたいです。(頑張りすぎると倒れるので、ほどほどに頑張ります)
 記録をつける元気もないので、今日も早く寝ます……

留学エージェントに問い合わせてみる1

 語学学校も本格的に探し始めました。とりあえず、留学エージェントに問い合わせをしています。最初は自分で留学先を探してもいいと思いましたが、エージェントによってはとても充実した情報を教えてもらえることがわかり、積極的に問い合わせをしています。
 留学エージェントもいい悪いがはっきりとあります。最初にちょっとダメだったところから(私の個人の感想です)。

学情報館

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 検索上位に出たので問い合わせてみたのですが、担当者が悪かったのか、全く役に立たない情報しか出てこず、がっかりしました。
 ある学校について問い合わせたのですが、「現地のエージェントに問い合わたんですけどー、あんまり良くないって言っててー」という流言飛語に近いことを言われて衝撃を受けました。「どういう基準で良い・悪いを判断されてるんですか?」と聞いてみましたが「あんまりー現地からもー日本からもー送らない学校らしくてぇー」と要領を得ない回答。
 中学校2年生くらいの時に、クラスメイトに「あの子ー、みんなに嫌われてるらしいよー」と根も葉もない他人の噂を教えられたことを思い出しました。私はその頃から、こういう根拠のない悪口が大嫌いです。
 一応、オススメも聞いてみましたが一校しかないし、理由は「宿題が多くて厳しいらしい」でした。
 私の感想は、この担当者は真面目に勉強したこともないし、語学学校についての知識もないし、何より相手のニーズに応える仕事をするつもりがないのだ、ということでした。あんまり悪評を書くのもどうかと思いますが、ネットで留学エージェントの評判を調べたい方もいると思うので、参考に書いておきます。

 ちなみに、ほかの二つのエージェントは非常に的確なアドバイスをすぐにくださるので、大変感謝しています。そちらの進展があればまた記事にします。

4回目

 今日はいつもとは違うトレーナーのレッスンでした。English Companyは、副担任制度のようなものがあって、何回かに一度は別のトレーナーとレッスンします。
 元気な女性のトレーナーでした。いかにも英会話の先生というオーラで戸惑いました……。私はまず相手に抵抗を示して、なかなか受け入れないタイプなので、ちょっと大変でした。たぶん向こうも。私は、レッスン中も「こんな私がジットリしたノリの悪い態度で、そのテンションを維持するのは大変なんだろうな。メンタル強いな」などと考えていました。(そんなこと考えずに集中すべきなんですが、私はいつも初対面の人にはこうなりがち)
 アプローチも全然違うので、新鮮。いつものトレーナーは、課題を次々と与えて「わからん」と思いつつ、家でコツコツ修行をすると褒めてくれる「放牧」みたいな進め方なんですが、今回のトレーナーはその場でできるようになるまで細かく指導を入れる進め方でした。私は他人にいろいろ言われるのが得意ではないので、正直、放牧のほうが気が楽なんですが、たまにはこういうのもいいのかな。オンライン英会話でもストレスフルな抑圧的な先生の指導で、ぐっと伸びたと言う経験もあるし。(いや、English Companyの先生は抑圧的ではないですが)
 私は自分が納得しないと、なかなか気持ちを入れて取り組めないので、面倒なタイプの生徒だよなあと思いつつ、新しい刺激を受けたので明日からも頑張りたいです。
 正直、毎日の単語とシャドーイングの継続は、負担はたいしたことないのに、仕事との両立が大変でふらふらです。吹き出物ができて、膿んできて皮膚科に行きました。たぶん、疲労がたまっています。秋を乗り越えねば……

目標設定を考えてみる。

 海外赴任に向けて、情報を収集しているのですが、やはり私の職業であれば最低でもIELTSのスコアは7.0は必要になりそうです。私のこれまでの最高スコアは5.5か6.0だった記憶があるのですが、もう4-5年前ですし、当時は必死に試験対策をしていたからほとんどまぐれで取れたようなものです。私の今の実力は5.0-5.5くらいでしょう。
 これから半年で7.0に上げるのは非常に難しいものがあります。とりあえずECでの学習を続けて、まぐれではなく総合スコアの6.0を取ることを目指したいと思っています。また、私のバンドスコアはばらつきがあり、リーディングは7や7.5を取ったこともありますが、スピーキングやライティングは下手すれば4.5程度です。これをきちっと、どのバンドスコアも5.5以上で揃えるところまでいきたいと思っています。
 そのあと、試験対策をきちんとやっていけば6.5くらいまでは上がればいいなあ、という希望。これはすごく難しいです。4.5を5.5に上げるより、6.0を6.5に上げる方がバチクソに難しいのです。でも、とにかくECが終わった後にはそこを目指す。
 そのあと、海外の語学学校に行くことを検討しています。ECは日本人の先生とマンツーマンですが、これだとスピーキングの強化にならないことはわかっているので、ずっと「喋らなければいけない」場所にいきたいと思っています。
 お金をじゃぶじゃぶ使う計画ですが、とにかくできるところまでやりたいと思っています。(それと同時に、早く実際に渡航するための受け入れ先との交渉をがんばらなくては!)

 今見ている語学学校の候補はフィリピンとオーストラリアです。
 フィリピンには中級者にオススメされている「ブライチャー*1」を考えています。発音の矯正のレッスンと、ソーシャルカンバセーションで人の話に途中から割り込み練習をしたいな、と。
ph-radio.travel-book.info
 ↑ここのフィリピン留学ラジオ*2の情報はとても良いです。とにかく量が多いので「語学学校の特色」がどんな感じかわかってきます。ただ、私はいわゆる試験対策や雑談を続ける授業に苦痛を覚えるタイプなので、この手のフィリピンの英語学校が自分に合うかどうかはわかりません。どうしてもフィリピンはアジア系向けの「教える」&「宿題」のスタイルで、管理教育があまり好きではない私には向いてるのか微妙。
 もうひとつはオーストラリア。過去に「英語の習得を目的に留学するならば、英語圏に行くのがやはり良い。買い物するのもなんでも英語、の環境は全然違う」と言われたことがあります。今、候補にしているのはシドニーのMEGA。
tabiken.com
 これのEAPコースに行くことを検討しています。これは、現地の大学留学を目指す学生のためのコースでより実践的なディスカッションやレポートの練習をするクラスです。ECのトレーナーに相談したところ、(どういう学校なのかはわからないが)コースとしては、良い学びが得られそうとのコメントをもらいました。いま、留学のエージェントに問い合わせて返信待ちです。直接自分で学校にアクセスしても良いと思っています。
 オーストラリアはワーホリの情報はたくさんあるけど、語学学校はあまり出てこないんですよね。個人的にはタスマニア大学の附属の語学学校が気になるけど、全体像が掴めず。しばらく情報取集を続けます。

*1:ブライチャーは創設者の松井さんのツイッター覗くと、あんまり女性の権利の擁護に関心なく、ちょっと差別的なアカウントもよくリツイートしてるので、合わないかなあと思ってます。こういう創設者の理念って、学校教育には大きい影響をあたえるものだから、正直なところ心配。オーストラリアは多文化主義だし政治的な多様性を重んじるからそっちのほうが私には合っているかも。

*2:https://ph-radio.travel-book.info

3回目

 English Companyの3回目のレッスンでした。トレーナーともなじんできていい感じ。今後の目標設定や、海外赴任に向けてのプランについても相談に乗ってもらいました。私はあと10ヶ月ほど準備期間がありますが、ぼんやりしていると時間はあっという間に過ぎていきます。せっかくのチャンスをフルに活かせるように、できることはやっておきたいと思っています。
 今回のレッスンで心に残ったのは、トレーナーの私の完璧主義についての指摘でした。前回は「雑だ」と言われて「本当にそうだな」と思ったのですが、一転して完璧主義に。これは、私の表側と裏側がひっくり返ったかんじです。
 帰り道に私の完璧主義は、英語での失敗の傷つきの経験からきているのだなあ、とトボトボと。日本は英語学習者のミスに非常に厳しいので、間違えると人前でも恥をかかせるかたちで指摘する人がけっこういます。私もたくさん指摘されて、そのたびにものすごく落ち込んできました。これ、「私はダメだ」という自己否定につながるよね。もちろん、完璧を目指すのは良いことで、丁寧に音を拾っていく「執着」は大事です。でも、それが「傷つきたくない」という防衛から来ているなら、不安や怯えが入り混じっていて、萎縮につながるからちょっと辛い感じです。
 ただ、私は年を重ねてきているので、何かを成し遂げようとするときには、傷ついたり、そこを乗り越えるために努力したりするのは、一連のプロセスだということも知っているし、そこそこタフにもなってきたので、めげずにやっていきたいなあと思います。こういうのは何かの特効薬はなくて、コツコツと努力していくと、同じく努力してきた人が「ああ、あなたは努力したのね」と言わずとも理解してくれるようになり、ふんわりとした自信がついていきます。大丈夫だ、頑張ろう。*1
 レッスンは単語のテスト、シャドーイングの復習、新しいシャドーイングの課題をやっておしまい。オーバーラッピングも少しやりました。
 そして、授業の後に残ってTOEICの模試を解いたのですが、どうにもならなくてトレーナーに結果を送って、「興味がなさ過ぎてやる気になれないので無理です」と訴えました。私はTOEICのスコアが上がっても何かの役に立つことはないですし、問題の形式も全く興味が持てません*2。しょんぼりして帰りに本屋でIELTSの模試を見ると、「ああ、これならやりたい」と思ったので、スコアアップを目指すならIELTSに絞ろうと思いました。

*1:そして後進の学習者を傷つけるようなことを言う人は、成長が止まってしまった人なので無視すればいいのだ。前に進む人は、後から来た人が前に進もうとする人を妨げない。

*2:正直に言うけど、TOEICはリスニングもリーディングも問題がmeaninglessすぎると思う。多分、試験を解くのが好きな人に向いてると思う。

2回目

 English Companyの2回目のレッスンでした。中5日の期間が空いてしまったのもあって、ものすごくつらい自習期間を過ごしました。トレーナーには「僕がいうのもなんですけど、そこまでがんばらなくても」と言われてしまい苦笑い。加減がわからないので、全力でやったらものすごく疲れて、もうやめる勢いだったんですけど、カラ回った感があります。(でも最初から適当にやって後悔するよりはいいのかな?)
 私はとにかく「試験」というものが苦手で「ここで間違えてはいけない」と思うと、途端に元気がなくなるタイプです。間違えてもいい環境で伸び伸びとやるぶんには、とっても実力を発揮できるし、自分自身も楽しくやれるのですが、「ミスしたら減点される」と思うと、もう心が死ぬ。これまで、試験に対する嫌な思い出多すぎ。(すごい勢いで落ちるんですよ)
 そんな緊張してやらなくてもいいようなので、次回までの予習はもう少し心に余裕を持ってやります。

 今回のレッスンでは「強音」と「低音」の違いを教えてもらいました。ずっと英語でモヤモヤしていたよくわからない謎の「うまく言えなさ」は「これか!」という気持ちになりました。自分の英語は「発音は悪くない」と言われますが、ものすごくなまってるし、聞き取りづらいんだろうな、と思っていました。たぶん、「全部言う」ことによってリズム感が狂ってるんですね。
 そして、私は音痴。ずっと思っていました。語学は歌がうまい人はうまく喋れる。なぜなら、音とリズムによって言語を聴覚で捉えることができるからです。私はそのカンが悪いので、ひたすら楽譜(英語で言うと文面)とにらめっこをしてますが、いくらわかってても口から出る歌はとんちんかん。つらい。とにかく反復して音程をそのまま暗記するしかありません。
 でも、これは私は克服した経験があるのです。高校の演劇部で標準語をアクセント辞典を片手に練習しました。特に「下中中中」と呼ばれる音程は、関西弁にはなく、関西人にとって身に着けるのは苦行なのですが、3年間の練習のおかげで私は東京の人と話すときは、東京風に話せるようになりました。たまに東京出身だと勘違いされるくらい上手になりました*1。つまり、やればできる。
 どれくらいの時間がかかるのかはわかりませんが、なんとかなる道が見えてよかった。

 もう一点、こういうシャドーイングの練習が、どう発話に繋がるのかよくわかりませんでした。トレーナーにしつこく聞いてみたけど、「インプットが増えればアウトプットもできるようになります」との答えだったんですが、ジャンプがあるんじゃないかなあ。失語症なんかだと、「聞く能力」に障害がほとんどなくても、「話す能力」は顕著に障害が出ることがある。そう考えると使ってる脳の部位が違うんだろう。部位同士の連携がうまくいかないと、話せないんじゃないか。
 などと思ったけど、そんなこと質問していたらトレーニングの時間がなくなると思い、諦めました。知りたかっただけで、結果としてスピーキングの能力がシャドーイングで上がるなら、それはそれでいいのです。

*1:ちなみに私は典型的な関西人なので、東京風の喋り方にはなんの憧れもなく、単に技術のことです。東京の人が関西弁を身につけるのはもっと難しいんじゃないかな。英国人や米国人が第二外国語の習得にモチベーションがわかないのと同じでことで