初回レッスン
今日はEnglish Companyの初回のレッスンでした。女性スタッフが多いと聞いていたのですが、私のインストラクターは男性でした。ちょっと緊張。
これまでの英語の悩みなどを話しながら、簡単にレベルチェック。そのあと、TOEICのスクリプトを使ったリスニングの練習でした。ざっくりは聴けても細部は全くわからず、文法を瞬時に把握する力が弱く、常に不安であるという、いつも通りの私の実力が出た感じでした。最後にシャドウィングをして終わり。
インストラクターの今回の指摘は
「一言でいうと雑」
でした。笑ってしまった。それは私の人生のテーマです。
良く言えばおおらかで、細かいことにはこだわらず、失敗を恐れない。悪く言えば、注意散漫で、他人への配慮がなく、仕事の詰めが甘い。これまで良いところを前面に打ち出して、英語がたいしてできなくてもコミュニケーションをとって、他人との繋がりを作ってきました。でも、今は悪いところが出て、ミスが続くので相手に信頼してもらえるのか不安がある。
たった一回のレッスンで、インストラクターは良く見抜きますね。ちょっと尊敬してしまった。
次回までの宿題は、毎日単語100個を覚えることとシャドウィングです。単語はTOEIC600レベルなので、そんなに難しくないのでサクサクやりたいな。シャドウィングは9割までできてもダメなので、完璧を目指す。どうすれば丁寧に聴けるのか。とにかく集中してやってみよう。
英語学校探し
独学では限界を感じて、新たに英語学校を探すことにしました。実は資金面で見通しが立ったので、お金に糸目はつけないという強気の選択。とりあえず、3つの体験レッスン試してみました。
(1)ベストティーチャー
オンライン英会話教室ですが、英作文+スカイプの組み合わせ。先に日経の記事を読んで、自分でサマリーを作って送ると、数時間以内に返信があります。先方の講師とやりとりしながら英作文。それを毎回添削してもらいます。5回やりとりをしたら、スカイプ英会話に移行。自分の書いた英文をもとにレッスンをします。
実際に体験レッスンをやってみると、英作文をバンバン書けるのは良いと思いました。IELTSなどを受験する人にはいいかも。しかし、英文添削は担当者によってレベルにばらつきがあります。それから、添削が帰ってくるまで待機しなくてはならず、時間がない時は煩雑に感じるかも。
スカイプ英会話では、私は英作文はとても褒められ、語彙力はネイティブレベルだという判定が出ました。普段から英文は書き慣れているからでしょう。英会話自体はこれまでやってきたレアジョブとあまり変わらず。劇的な変化はないし、月額1万円程度なので、割高に感じて見送りました。
(2)ベルリッツ
言わずと知れた大手英会話教室。体験レッスンに行ったところ、「英語で外国人と喋ったことありません!」という人が主な対象なようで、営業担当者と全く話が噛み合わず。「ネイティブと話せる」ことが売りのようだけど、私の仕事だとネイティブではなく各国のなまりのある第二言語話者が主な話し相手。白人男性ばかりの講師だし、多様性がないのもがっかり。部屋も狭くて閉塞感がある。
教科書を見ながらのレッスンも、私が10年前にイギリスの語学学校でやったやり方で古臭く感じました。この手のレッスンはグループで異文化の生徒同士でばんばんとディスカッションで喋ると面白いけど、日本人慣れした白人男性の先生だと新鮮味はない。つまんなかったです。
逆に英語に対して不安の強い初心者ならいいかも。中級者には不向きだと思いました。
(3)ENGLISH COMPANY
ここが本命でした。中級者向けのレッスンで検索するとこの記事を見つけました。かなり有用*1。
goodbyejapan.net
英語のパーソナルトレーニングをうたう教室。とにかく高い。3ヶ月で60万円近くが飛びます。でも留学すればそのくらいかかるので、日本で同程度の伸びが期待できるなら賭けてもいいと思いました。
個別の体験レッスンは1ヶ月以上空きがないとのことで、グループの体験レッスンを受けました。もう一人の女性と二人の受講。英語をチャンク(ひとかたまり)で捉える練習をかなりシステマティックにやっているようです。私は独学で読むときにできる限り前から句で区切りながらやっているので、特に違和感はなく。説明もシンプルだし、何より説明しているインストラクターの英語がうまい。それはネイティブっぽいうまさじゃなく、努力して身に付けた英語のうまさです。
質問もいろいろしたけれど、明確に答えてもらえたので納得。問題は料金だけ。帰りのエレベーターでもう一人の受講生に声をかけて連絡先を交換してお互いに励まし合いました。思わぬところで友達できてよかった。
一つだけ不安があったのは、最初から無料で本を二冊もくれたこと。「これ、新興宗教の勧誘でよくあるんだよなあ」と変なことを気にしてしまいました。でも、一冊は某大学の先生が書いたものだったので、言語学を専攻している知人に相談。その先生は非常にまっとうな研究者だというお墨付きをもらいました。これで安心かな。
ただ、レッスンのスタートは今月末に。しばらく凄まじい繁忙期を乗り切るので精一杯です。
「海外で働く」という選択肢
突如、浮上してきた「海外で働く」ということ。ずっと海外での長期滞在は希望してきたけど、これまで資金面やスケジュール調整でかないませんでした。あんまりにもうまくいかないので「私はもう海外へは出れないのかも」とうっすら思っていたくらいです。
ところが、資金面の折り合いがつき、先方に「そっちで(研修のような形で)働きたいのだけれど」と連絡すると、大歓迎だというメールが返ってきました。以前よりお世話になっていた方だけれど、予想以上にウェルカム。とんとん拍子に話は進み、具体的な手続きに入ることになりました。私の方で書類さえ揃えれば、なんとかなりそうです。
まだ時期は決まっていませんが、2020年の秋頃をめどにしています。本当に海外で1年以上仕事をするのか……
というわけで、英語力をあげないと真剣にまずいことに。危機が迫っているだけに、今回はなんとか中級の壁を破って、少しでも円滑に仕事を進められるようになりたいと思っています。