2回目
English Companyの2回目のレッスンでした。中5日の期間が空いてしまったのもあって、ものすごくつらい自習期間を過ごしました。トレーナーには「僕がいうのもなんですけど、そこまでがんばらなくても」と言われてしまい苦笑い。加減がわからないので、全力でやったらものすごく疲れて、もうやめる勢いだったんですけど、カラ回った感があります。(でも最初から適当にやって後悔するよりはいいのかな?)
私はとにかく「試験」というものが苦手で「ここで間違えてはいけない」と思うと、途端に元気がなくなるタイプです。間違えてもいい環境で伸び伸びとやるぶんには、とっても実力を発揮できるし、自分自身も楽しくやれるのですが、「ミスしたら減点される」と思うと、もう心が死ぬ。これまで、試験に対する嫌な思い出多すぎ。(すごい勢いで落ちるんですよ)
そんな緊張してやらなくてもいいようなので、次回までの予習はもう少し心に余裕を持ってやります。
今回のレッスンでは「強音」と「低音」の違いを教えてもらいました。ずっと英語でモヤモヤしていたよくわからない謎の「うまく言えなさ」は「これか!」という気持ちになりました。自分の英語は「発音は悪くない」と言われますが、ものすごくなまってるし、聞き取りづらいんだろうな、と思っていました。たぶん、「全部言う」ことによってリズム感が狂ってるんですね。
そして、私は音痴。ずっと思っていました。語学は歌がうまい人はうまく喋れる。なぜなら、音とリズムによって言語を聴覚で捉えることができるからです。私はそのカンが悪いので、ひたすら楽譜(英語で言うと文面)とにらめっこをしてますが、いくらわかってても口から出る歌はとんちんかん。つらい。とにかく反復して音程をそのまま暗記するしかありません。
でも、これは私は克服した経験があるのです。高校の演劇部で標準語をアクセント辞典を片手に練習しました。特に「下中中中」と呼ばれる音程は、関西弁にはなく、関西人にとって身に着けるのは苦行なのですが、3年間の練習のおかげで私は東京の人と話すときは、東京風に話せるようになりました。たまに東京出身だと勘違いされるくらい上手になりました*1。つまり、やればできる。
どれくらいの時間がかかるのかはわかりませんが、なんとかなる道が見えてよかった。
もう一点、こういうシャドーイングの練習が、どう発話に繋がるのかよくわかりませんでした。トレーナーにしつこく聞いてみたけど、「インプットが増えればアウトプットもできるようになります」との答えだったんですが、ジャンプがあるんじゃないかなあ。失語症なんかだと、「聞く能力」に障害がほとんどなくても、「話す能力」は顕著に障害が出ることがある。そう考えると使ってる脳の部位が違うんだろう。部位同士の連携がうまくいかないと、話せないんじゃないか。
などと思ったけど、そんなこと質問していたらトレーニングの時間がなくなると思い、諦めました。知りたかっただけで、結果としてスピーキングの能力がシャドーイングで上がるなら、それはそれでいいのです。